マレーシアの基本情報
マレーシアは、マレー系・中国系・インド系、そして多くの部族で構成される多民族国家です。それぞれの民族の持つ宗教や文化、生活習慣が融合し独特な魅力を創り出しています。国土の半分以上が熱帯雨林であったり、また多数の有名なビーチやリゾート地が点在していたりととても自然豊かで、アジアを代表するビーチリゾート大国です。
物価の安さや住みやすさから移住先や留学先としても人気のマレーシアでは、英語は民族の垣根を越えてコミュニケーションを図る「共通語」として日常的に話されています。昔イギリスの植民地だった背景もありベースはイギリス英語ですが、マレーシアで話される独特な英語は親しみを込めて「マングリッシュ」と呼ばれています。欧米英語だけでなく、国際語としてのリアルな英語が学べることもマレーシア留学の大きな魅力の一つです。
▶首都
クアラルンプール(Kuala Lumpur)
▶時差
日本が1時間早い
マレーシアの気候
赤道近くに位置し、熱帯気候のマレーシア。地域によって雨の多い季節が異なりますが、降る時間は1日で30分~2時間程。
▶年間平均気温
約27~28℃(クアラルンプールは約27~33℃)
▶服装
一年を通じてTシャツ、短パン、サンダルという服装で過ごせます。朝夕は涼しくなることもあるため羽織りもは必要です。日差しが強いので、日焼け止めやサングラス、帽子があると便利。
マレーシアの物価
1MYR=25.89円(2021年2月現在)生活必需品は日本の3分の1ほどですが、エリアや買うものによって差があります。
▶通貨
マレーシア・リンギット(RM)
マレーシア・セン(SEN)1RM=100SEN
▶チップ
原則不要です。良いサービスを受けた際は気持ちとしてRM2~3チップを渡すこともあります。
マレーシアの食事
様々な民族が暮らすマレーシアは料理も大きく分けてマレー系・インド系・中国系・ニョニャ系の4つがありどれも特徴的。例えばマレー系の料理はじわじわとした辛さと酸味がクセになる、ハーブやスパイスを使った料理が多いです。
絶対に食べたい!マレーシア料理5選
人気のマレーシア料理トップ5をご紹介します。
1.ナシゴレン(マレー系)
ご飯に野菜やオイスターソース、チリなどの薬味を加えて炒めたピリ辛のマレーシア風チャーハン。日本でも有名なマレーシア料理です。
2.ラクサ(マレー系)
マレーシアの代表的な麺料理で、魚のダシが効いた酸味の強いスープのアッサムラクサがポピュラー。地域によって様々な種類があります。
3.ロティ・チャナイ(インド系)
ナンにも似た、薄いパンのようなロティにピリ辛のサンバルソースやカレーをつけて食べます。マレーシアの朝食やおやつ的存在です。
4.バクテー(中国系)
骨付きの豚肉を漢方やハーブ、野菜と一緒に長時間コトコト煮込んだ鍋料理。豚肉は油っぽさがなくさっぱりとしていて食べやすいです。
5.パイティー(ニョニョ系)
米粉の生地をカップ状にカリっと揚げた器に、大根やエビを煮込んだ具やオニオンフライ、錦糸卵、チリの千切り、パクチーをトッピングしたもの。
マレーシアの観光
マレーシアには大自然を感じられる熱帯雨林や美しいビーチ、近代的な都市や世界遺産の街など、様々な魅力にあふれています。自然を楽しむアクティビティはもちろん、都会でのグルメやショッピングも楽しめます。
絶対に行きたい!マレーシアの観光スポット5選
マレーシアの人気観光スポットトップ5をご紹介します。
1.ペトロナスツインタワー(クアラルンプール)
452mの世界で一番高いツインタワーはクアラルンプールのシンボル。86階には展望デッキがあります。
2.ムルデカ広場(クアラルンプール)
独立宣言の場所ともなった歴史的広場。周辺にはイギリス統治時代の美しい歴史的建造物が立ち並んでいます。
3.プトラ モスク/ピンク モスク(クアラルンプール郊外)
花崗岩(かこうがん)を使って建てられたピンク色のドームが特徴です。内部はアラベスク文様で彩られています。
4.ペナン島
美しいビーチと世界遺産に登録された異文化が交わるカラフルな街並み(ジョージタウン)はインスタ映え間違いなし!
5.ボルネオ島
熱帯雨林に覆われたこの島はには多くの国立公園があります。オランウータン保護区もあり珍しい野生動植物の宝庫です。
マレーシアの治安
マレーシアはアジアの国の中でも比較的治安がよい国だと言われています。様々なバックグラウンドを持つ人々の中に、最近では日本から移住する人もやビジネス、旅行で訪れる人も増加しているため、外国人としてあまり目立つことのない環境です。しかし地域によっては治安が良くない場所もあります。トラブルに巻き込まれないためにも注意を払って行動しましょう。
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